どうも、Dr.Kです。
下書きを見返していたら、GWの時に挙げようとした記事もあったのですが、あっという間にGW開けましたね笑
通常営業だったので、休みの感覚も0でした。
切ない。。
何はともあれ、緊急事態宣言中。
本日も元気に出勤です。
しがない医療職ですもの…。。
そういえば。
この間一般職の方とお話ししていて、今回のコロナの4波を3波までの流れと同じように捉えていらっしゃる方がちらほらおられたので、「ちゃうんや!!そんな生易しゅうないんやで!!!」というアピールをしてみようと思います(知っている方はおさらいです)。
今回の4波の主流となりつつある「N501Y変異」は、端的に言うと従来株よりも①感染しやすい、かつ②重症化しやすい、という強化版。しかも、重症化に関しては、以前までの「高齢者が」という枕詞が付かないのです。つまり、「若年者でも重症化する」ということ。
残念ながら現場の感覚としても否めず、特に30〜50歳代の重症化が目立ちます(20代でも重症化しいる人も居ますし、以前同様に高齢者も重症化リスクは充分あります)。
かつ、ワクチンに対しても従来株の効果より落ちるとのこと(ただし、効果がない訳ではありません)。
なので今回に関しては、1波と同じかそれ以上に警戒している医療者も少なくないです。
1波と違うのは、比較的コロナに対しての情報が揃い、全世界が研究しているので研究進度も早く、かつ臨床の対応も(コロナ対応している病院は)概ね慣れてきたということ。
敵を知っていることと経験は大きいということでしょうか。
だからといって、油断して良い訳ではありません。
ワクチンもこれから一般の方々へ浸透すると思いますが、上にも記載した通り、「ワクチン打った≠感染しない」なのです。ワクチンのみでは完全に自分を守ることはできません。
そして今までの流れからみると、インフルエンザのように型を変えてこれからも残り続ける可能性は充分に考えられるでしょう。
つまり、ワクチンを打ったとしても、しばらくはマスク、手指消毒の生活は続くと思って下さい。
「自ら気を付ける」これが最大の防御です。
そのように生活する人が1人でも増えれば、ゆくゆくは感染も落ち着いて、元の生活に近い生活がやってくると信じています^^
そんな訳で。
今日も明日もお互いがんばりましょう^^